昨年3月、前橋のJA群馬ビルで「私学フェア」という形で学校説明会を企画いたしました。ちょうど先輩たちが高校受験を終えたタイミングで、保護者のみなさんも後輩にあたる中2,中1生もこの3月というタイミングに「進路」を意識します。
ところが、進級し1学期がスタートすると、学校行事や部活動の大会などで、進路についてじっくり考える時間がなかなか取れず、7月を迎えてしまうというケースを多々見てきました。
「多々見てきた」という知ったような言葉を使うのは、編集長である私自身が26年間、学習塾の仕事をしていたからです。
3月は学校説明会の「空白地帯」ですが、実はこの時期こそ、いろいろな学校の特色について知り、自分の将来を「少しだけ」考える絶好の機会なのではないかと思ったわけです。
こんな話を高校の先生方に話したら、ぜひやりましょうという流れになり、昨年の開催に至ります。
今回は「こども未来フェス」という名称に変更しました。もう少し視野を広げて、こどもたちの「未来」につながるようなイベントにしたい。そんな思いを込めました。
たくさんの方々にご来場いただき、「未来を描く」きっかけの一日になればと思います。
みんなの学校新聞 編集長
峯岸 武司
なぜ3月に学校説明会なのか?
